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祖父の所有するビルで開業しています

医療経営

祖父の所有するビルで開業しています

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医療経営のお悩み

 

祖父の所有するビルで開業しています。現在3代目なのですが、先日、祖父が亡くなり、叔父からクリニックの退去を求められました。父は叔父に対しては何も言ってくれません。移転する資金もなく、途方に暮れています。

 

 

急なことでさぞかし大変な事だとお察しいたします。

 

土地建物に関する権利関係での多くのトラブルは相続時に発生しています。

現院長はあなただという事ですが、事業承継時に確認しておくべき大切な項目のひとつでした。

 

今から取れる手段としては、2つの方法があります。

 

1つはお父様とよく相談して、叔父様に交渉して現在のクリニックを継続できるように交渉する。

 

2つ目は移転の資金がないとすれば、一旦、勤務医になり、資金を貯めて再び開業する。
祖父の所有するビルで開業しています

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現実的には2つ目の手段は、泣き寝入りという事になりますので取りたくはない手段と思われます。そうすると、1つ目の手段を粘り強く交渉するしかないという事になります。

 

しかし、その一方で2つ目の手段もあるという事を押さえておくだけで精神的には大きく違いますので、あえて書かせていただきました。

 

 

地域医療というのは、地域生活者のインフラストラクチャーと言えます。

3代も続いた診療所として地域に根差したものが無くなることは地域住民にとっても痛手です。

 

叔父様と面談する前にお父様としっかり話をして、本当に今のクリニックが地域になくてはならない理由を100個以上集めてみましょう。

 

見つからないようであれば、もしかしたら他所の医院でも良いという事になるかもしれません。

 

今回はお父様と3代続いた診療所を4代目5代目まで残していくかどうかの大事な意思統一の局面になります。家庭の事情で退去せざるを得ないにしても、近隣に再開業できるかどうかで、地域の患者さんたちの運命が決まります。

 

これを機会に医院理念をしっかりと見直し、何のために診療所が存在するのか、誰のために存在するのか、関係者全員をリストアップして、叔父様にとって、自分たちにとって一番いい方法を見つけ出さなければなりません。

 

どちらにしても家賃を払う提案は必要なことになると思います。

 

家賃を払ったときの財務シミュレーションや雇用維持対策など、今からでも現状把握を詳細に行うことが必要です。

 

ビジネスモデルは古くないか、人・組織は握れているか、財務状況は健全か、法令違反などの足元をすくわれる要因は含んでいないか、など

 

しっかりと分析することで、医院を生かすのか、移転開業するのか、判断する材料になります。

 

どちらにしても必要な準備となりますので、丁寧に必要な資料を集めて行動を起こしましょう。

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(画像)ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰

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