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病院での体験

初々しかった新人助産師さんに、3年後再会。頼もしさに感激。

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第一子の妊娠中期に、まさかの切迫早産の診断がおりました。

その場で入院を指示され、帰宅することもできず産婦人科の個室に閉じ込められてしまいました。

閉じ込められた、というのはあくまで私の感じ方ですから適切ではありません。

それでも、まだ産まれて来ても生きられないほど小さなお腹の中の子どものことや、ベッド上から動けないカラダの辛さ、点滴の副反応などとにかく一気に嫌なことばかり押し寄せて来たのでそんな気持ちになっていました。

いまでもこの時のこと、入院した数日間のことは夢に見ます。もちろん嫌な夢で、疲れたときなどに見るので体調ものバロメーターにしているくらいです。
大きな総合病院は新しくきれいで、病棟も快適だったはずです。

産婦人科の看護師さんや助産師さんは、みな若くきれいで、イキイキしていました。

寝たままでやることもないし、なんとか赤ちゃんが無事に生まれるよう長く入院したいと思ったので、
多くいる看護師さんや助産師さんの名前を覚えようと努めて過ごしました。

嫌でも毎日病院にいて、交流する人たちなので。

そのころつけていたメモを見返すと、容姿の特徴や誰に似ている、化粧が濃い、などちょっと失礼じゃないかなということまで書いてあって笑えます。

何度ももっと大きな病院への搬送可能性がありましたが、いつもタイミングがいいのか悪いのか、結局あっという間に1ヶ月が過ぎました。

その頃には、不自由さが当たり前になってただ横になったまま点滴を打たれるだけの毎日も惰性で過ごせるようになっていました。

その瞬間瞬間は正直つらくて、家に帰りたくてたまりませんでした。

自宅近所の病院だけど、夫は仕事が忙しくて毎日は来ないし、後から同じように切迫早産で入院して来た人は、先に退院して赤ちゃんを無事に産みに帰ってくる。

おめでとうと心から言えるし、嬉しいし、でも私はなんなんだろうと、調子を崩して点滴の薬の量が増えるたびにつらくてたまりませんでした。

そんな荒んだ心の癒しになったのは、数人いた新人助産師さんたちの初々しさでした。

毎日お世話になっていると、人間関係や上下関係、その人たちの技量も見えてきます。

入院患者は暇なのです。

採血が上手な人、点滴の針の差し替えが上手い人、残念ながらその逆、などです。

残念ながら、の人たちはキャリアの浅い人が主のようでした。

明らかに平成生まれな美人看護師さん、同じく美人助産師さん。

入院が長引いて、顔なじみになるにつれて少し気を許してくれることが増えたように思います。

彼女たちは入院中の私が触れ合えるほとんど唯一の他者でした。" "その彼女たちが打ち解けてくれたことはありがたかったです。

それは助産師さんたちの気の緩みではなくて、私の症状が良くなってきているということだと考えていました。

あいかわらず切迫早産のリスクは変わらず、点滴も行動制限もそのままで絶対安静でした。

それでもお腹の中で赤ちゃんが育っているので、早く産まれても予後のリスクは大きく減ってきているのです。

初めの頃はかけてくれる励ましの言葉も、1日でも長くという切実な目標でした。

病院に来て2ヶ月を過ぎると医師だけでなく看護師さんからも、がんばって正産期までもたせようね、と変わってきました。

新人助産師さんたちが、採血検査の日の朝、何人もの入院患者を周って私のベッドに来た時のことです。

◯◯さんが最後です、今日は1回も採血失敗しなかったんですよ!ととても嬉しそうに報告してくれました。

そうなんだ、よかったね、と嬉しく思うと同時に、いつもは失敗してるのかよ!というツッコミはなんとか心の中にとどめて採血をしてもらいました。
無事に、失敗なしの採血でした。

心を許せる存在になっていることが、ただの寝たきり患者として嬉しかったです。

そんな彼女はとてもかわいくて、退院の時も本当に喜んでくれました。

その助産師さんには、第二子を3年後に産んだ時、授乳用の部屋で再開しました。

顔を見てあれ?とお互い思い、挨拶をして、頼もしい助産師ぶりに感動しました。

病院の主任助産師さんと看護師長さんにもその話をして、私たちすっかりおばちゃん組だよね、と笑いあった良い思い出です。"

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(画像)ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰

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