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医院に戻ってきた息子(歯科医師)が大型の設備投資を望んでいます

医療経営

医院に戻ってきた息子(歯科医師)が大型の設備投資を望んでいます

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医療経営のお悩み

 

最近医院に戻ってきた息子(歯科医師)が大型の設備投資を望んでいます。特に事業計画もなく、最近はこれくらいの投資は当たり前だ、どこでも持っているといって譲りません。もちろんその資金はありません。補助金や優遇価格などを探していますが、借り入れてまでやるべきことなのか疑問です。息子をどう説得したらいいでしょうか?

 

 

現院長はあなたなのですから、はっきりとさせておくべきことが2つあります。

 

1つ目は、あなたの息子さんがあなたのクリニックを承継するのかどうかという事です。

はっきりと息子さんに聞く必要があります。

 

医院に戻ってきた息子(歯科医師)が大型の設備投資を望んでいます

医院に戻ってきた息子(歯科医師)が大型の設備投資を望んでいます

継ぐ意思が曖昧なうちは、設備投資はしないとはっきり伝えましょう。

 

息子さんが継ぎたいとはっきり意思表示をして、あなたがそれに合意するのならば、息子さんは次期院長です。協力してどのようにクリニックを運営していくべきか考える経営チーム発足という事になります。

 

ここからは徹底的な現状把握になります。

あなたが見られたくないと思うことも全て、次期院長には開示しなければなりません。

今現在、次期院長に見えているのは、診療方針(ビジネスモデル)だけだと思われます。

 

主に共有すべきは財務の状況です。

現在借り入れがあればその金額と返済期間、金利、どこから借りているか。

医院の蓄えがあればその資産内訳。

設備投資に使える蓄えはクリニックには無く、新たな借入が必要なこと。

法人であれば現院長の退職金をいくらにするか。

 

これらを共有して、財務戦略をお二人で考えることになります。

 

事業承継するとなれば、人や組織の承継も発生します。これらは出来れば時間をかけて、各従業員と丁寧に面談して、今後もクリニックのために尽力してくれるのかどうか確認が必要です。ここでトラブルになる後継者が一番多いのです。

 

そして、クリニックの経営環境、統治基盤の確認です。現在のクリニックの土地建物の権利関係、憂慮すべき将来のコンプライアンス違反の有無などです。

 

その上でどのような医院理念を打ち立てて、どのようなビジョンを描くのか明確にしていきましょう。その延長線上に今回の大型設備投資があるならば、検討すべきです。

 

 

はっきりさせておくべきことの2つ目は、あなたの進退の問題です。

 

いつまで院長を続けて、いつまで歯科医師を続けていくのでしょうか。

引退までのシナリオと引退後の生活はどうするのか。

 

経済面も含めて考えなければなりません。

 

すでにリタイア後の経済面での対策が終わっているのであれば安心ですが、これからという事になると、新たな借入を起こすことは資産構築の面で大きくマイナスの要因になります。

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(画像)ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰

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