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備品を粗末に

医療経営

備品を粗末に扱うスタッフがいます

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医院経営のお悩み

働きやすい環境を実現しようとスタッフの希望通り、診療室の椅子や休憩室の備品などを購入してきました。ところが、自分たちが要求しておいて、使いにくいという理由から、粗末に扱うようになってしまい悲しく思います。甘やかしすぎなのでしょうか?

 

備品を粗末に扱うスタッフ

備品を粗末に扱うスタッフ

 

希望を叶えて不満が出るというのは本当に悲しいことですね。
感謝されるべきことなのに残念です。

まず、「働きやすい」という事はどういうことなのか、チームで共有する必要があります。

「働きやすい」ということと「楽をしたい」という事は明確に分けて考えなければいけません。そして「要求を聞いたんだから・・・」などという、バーター的な考え方も職場には向いていません。

迷ったときに必ず立ち返らなければいけないのが「医院理念」です。

医院理念に沿った行動をするために、必要な事なのかどうかが判断基準です。備品などがあることで「目標達成に早く近づく」のか「理念に沿った行動の質が上がる」のか、そしてそれらはどのように計測して効果を判断するのかを検証しないで購入を許可したあなたの責任でもあります。

楽をするために効率を上げるというのは考え方が間違っています。

もし、購入したイスが使いにくいのであれば、使いやすくて当初の目的(医院理念の実現)に沿うようなものを探し続けなければならないはずです。

もし、それほどの大事にするまでもないことならば、どのように扱われても不満を言わないことです。

しかし、個人面談で粗末に扱っているように見えるが、それはなぜかと個別に確認する必要があります。その行為の背景には医院やあなたに敬意を払わない重大な理由が隠れている可能性が高いです。

表面に出てきている問題だけを見ずに。その背景には何があるのかを考察しないと抜本的な解決にはなりません。
こんな話があります。

ある歯科クリニックの受付スタッフが、予約表はパソコンで管理するほうがいいと言い出しました。

それは良いという事で、予約システムを導入しチェアサイドでドクターが自ら次の予約を入れることで、時間効率が上がり予約の入り方が抜群に良くなりました。

ところがその受付スタッフが今度はこう言いだしたのです。

「電話での予約が入ったときに、ダブルブッキングになると嫌なのでやっぱり紙に戻してください」

そのスタッフの本意は何だったのかというと、「私の仕事の重要性を院長に認識してほしかった」という事だったのです。

結果的に100万円単位の投資が成功したからよかったのですが、失敗していたら大変なことです。

このようなすれ違いを防ぎ、働きやすい(=働き甲斐のある)職場をつくるためには、個別面談で個人の考え方の癖や、夢や人生の目標、家族の状況などをしっかり聴くことが重要です。

医院理念を最上位に掲げて、あなたとスタッフは対立軸ではなく、同じ方向を向いて共に医院理念の実現を目指す仲間になるためには、スタッフに期待するのではなく、スタッフが真似したくなるようなあなたの行動が鍵になっていきます。

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(画像)ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰

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