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スタッフのスキルアップは無駄ですか?

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医院経営のお悩み

当院ではスタッフのスキルアップに力を入れており、多少高額と言われる研修でも、本人が希望すれば医院の負担で有給扱いにして参加させています。ところが、スキルアップしてくるとスタッフがどんどん辞めてしまいます。正直、無駄なことをしているのではないかと思ってきました。どうすればよいのでしょうか?

 

スキルアップ

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素晴らしい取り組みでスタッフさん達は喜んでいらっしゃるのではないでしょうか。
スキルアップして、スタッフが辞めていくのは次のステージに行くという事なのでしょう。

しかし、医院経営にとっては手痛いですよね。
実際スタッフさんが辞めていく理由はなんでしょう?

短期的には給与の問題があります。他院よりもたとえ1%でも高い給料ならば、わざわざ辞めていくでしょうか。

給与の見直しは一つの方法です。

しかし、長期的にはクリニック経営の構造的な問題があります。
クリニックというのは一生勤められる職場かどうかという点です。

クリニック勤務者はドクターとドクター以外に別れます。

ドクターは基本的に大きな医院でもない限りはいつか独立をします。
ドクター以外は女性のスタッフが大半を占め、自身の結婚や出産など長期の現場離脱が前提となります。

その限られた時間をあなたのクリニックで働いていると考えれば、あなたの役目はスタッフ個人の目標と、医院の理念(目指す方向)の方向合わせという事になります。

いずれ去っていく人たちであるという事も覚悟しなければいけません。

したがって、重要なことは個別面談の質の向上です。

スタッフ個人個人の人生の目的や夢をしっかりと聴き、なにが手伝えるのか考えること。
スタッフのスキルアップが医院の目指すこと(医院理念)に貢献できることなのか、共有すること。

まず、これをより丁寧に行うことが重要です。
これにより、いつまで勤めるつもりなのかも推測出来てきます。

他にもスタッフが辞めてしまう理由として、スキルアップしてもやることは変わらないと感じてしまうからというのもあります。

これを防ぐには個人と医院のゴールを共有したうえで、

何のためにスキルアップが必要なのか。
スキルアップして、その目的を果たせたかどうかは何をもって計測するのか。

これらについて、共有していきます。

例えば、最新の麻酔の技術を身に付けることで、患者さんの恐怖を取り除き、不安を軽減させたいとします。

それならば、計測の指標は診療後の患者さんの表情、笑顔、会話の内容という事になるかもしれません。

医院の理念が「地域の患者さんに安心の治療技術を持って、健康のサポートをする」だったとしたら、理念にも一致した行動という事になります。

このプロセスがないと、スタッフさんの感じる評価は「給与」だけになってしまいます。
よりよい環境を求めて去っていくのは、ある意味プロ意識が高いと言えます。

うまくマネジメントできれば珠玉のプロ集団が出来上がりますが、やりきらなければスキルアップのスポンサーをするだけになってしまいます。

ゴールと成果の計測方法の共有からはじめてみてはいかがでしょう。

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(画像)ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰

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