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訪問診療でのスタッフの勤怠管理がうまくいきません

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医院経営のお悩み

訪問診療をやっているのですが、スタッフの勤怠管理がうまくいきません。効率を上げようと、チーム編成を変えたりするのですが、いつも判で押したように同じ時間に帰ってきます。もう1件やれるようにルートを工夫しても、結果は同じです。さぼっているとしか思えないのですが、私(院長)は外来があるため、同行も出来ず困っています。

 

訪問診療

訪問診療

 

短期的にはインセンティブなどで、件数の目標を決めることで改善するかもしれません。

しかし、長期的にはどんなに見張ったとしても、今の状況では見ていないところでサボるのは目に見えています。

訪問診療を担当しているスタッフさんは何のために仕事をしているのでしょうか。
もし、収入の為だけだとしたら、なるべく働かないでより多くの収入を得るために、一日の働く量を調整するのではないでしょうか。

スタッフさんにとってはその方が理にかなっています。

この場合、やることは2つあります。

1つ目は何のために貴院では訪問診療をやるのかを明確にすること。そして共有して納得すること。

2つ目はスタッフ個人個人の人生の目標や夢を聴くこと。

短期的に解決できることは限られています。その多くは収入を上げることです。
長期的に自立型で動いてくれるためには、それだけでは無理です。仕事の意義と個人の目標が同一線上にあることが必要です。
こんな話があります。
ある歯科医院は2つの県にまたがって、診療所を運営しています。
本院ではない方は訪問歯科を行っています。

その医院は訪問歯科に携わるときにこう決めました。
「人間としての食べるという行為と尊厳を守るために、訪問歯科を行う」

そして実際に始めてみると全然うまくいきません。同行しているスタッフもなんでこんなこと続けるのかなと思っていました。

接触嚥下のトレーニングなどは一朝一夕で結果などでないのです。口からものを食べられないというのは人間として生きている心地がしない、生きている意味がないという人もいます。

しかし、トレーニングは辛すぎてあきらめてしまう人も多いのです。

しかし、その院長は続けました。朝一番で他県の分院から患者さんを訪問し、終わったら車を飛ばして、60キロ離れた本院へ行って診療を行う。

そんな日々を過ごしていたある日、接触嚥下のトレーニングを続けていたおじいさんがついに自分でものを食べられるようになったのです。その場にいた院長、スタッフは大泣きしてしまいました。

そのおじいさんは泣きながら、よかった、よかった「先生、ありがとう。本当にありがとう」とその手を放してくれませんでした。

そして本院に戻る車の中、2時間感動で泣き続けたそうです。
その時、同行していたスタッフはこう思ったそうです。

「私は健康を守るために歯科衛生士になったつもりだったけれど、私が守るのは人としての尊厳なのだ」と

以来、そのスタッフは訪問チームのリーダーとして、医院の全スタッフにその意義を伝え、一人でも多くの患者さんを診られるようにと奮闘しています。

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(画像)ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰

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