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バブルに失敗

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バブルのころに積極的に分院展開をしていたのですが・・・。

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医療経営のお悩み

 

バブルのころに積極的に分院展開をして一時は時の人となった前院長の父ですが、信頼していた勤務医が次々と独立し、設備だけが古い遺跡のような医院ばかりが残ってしまいました。私(現院長)は早急に処分して垂れ流す赤字を早期に解決したいのですが、父が売却や処分に首を縦に振ってくれません。使いもしないゴルフ会員権ですら売却してくれません。老後の資産はどんどんなくなります。見捨てるわけにもいかず、困っています。

 

 

このような親子承継の問題は良くある話です。家と経営を混同しているケースです。

 

前院長の時代は拡大さえすれば、利益は増大していったので、当然そのような戦略をとられたのでしょう。

 

しかも、世の移り変わりを受け入れようとしなくてもこれまでは何とかやってこれたのかもしれません。

 

現在はあなたが医院の代表なのですから、新規開業や撤退の判断はあなたが最終的にすることになります。

 

医院の土地建物、ゴルフ会員権は法人の名義とお察しします。

これは、話し合いの場と議論は尽くすべきですが、判断はあなたが下すことになります。

 

現在の医院が前院長の個人の持ち物件であっても、不採算なら撤退せざるを得ません。

そこの家賃をお父様に支払っているのかもしれませんが、あなたが出ても別の人が入りますので、そこは問題にしない方が賢明です。

 

 

これに関しては、親子の情を入れてしまうと、全く話が進まなくなりますので、心を鬼にしてやりきることが大切です。

バブルのころに積極的に分院展開をしていたのですが・・・。

バブルのころに積極的に分院展開をしていたのですが・・・。

その一方で前院長であるお父様の実績や苦労をねぎらうという事を息子として、家族として丁寧に継続的に行うべきです。こちらの方が優先です。

 

家族としての尊敬と感謝を存分に表し続けることと、医院の経営の話は全く切り分けて話してください。

 

話す場所も変えて、服装も変えて、声のトーンも変えるくらいの徹底が必要です。

 

医院の話に関してはあなた自身にも厳しさが必要です。

周囲に明確に発信できる医院理念と詳細な事業計画、事業計画に基づいた合理的な財務戦略を用意しておかなければなりません。

 

今の時代のクリニック経営は若い人には敵わないと思ってもらえなかったら、この先ずっと干渉を受けることになります。

 

事業計画は常に輪切りで考えるものです。このスピード感が無くてもかつてはクリニック経営が出来ました。

 

しかし、今は違います。

 

プロのクリニック経営者として、前院長と前向きに話し合いましょう。

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