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5年前に分院長に医院を売却して独立してもらいましたが

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医療経営のお悩み

 

5年前に分院長に医院を売却して独立してもらいましたが、ある日突然夜逃げしてしまいました。まだ支払いの終わっていない器材や設備を担保に高利で借入を繰り返していたようです。保証人である私は悲しいやら腹立たしいやらで、後処理に追われています。どのようにすればこういう事態を防げたのでしょうか?

 

 

大変な事態に心情お察しいたします。

どのようにすれば、このような事態を防げたか一言で言うと、「もっとまめにコミュニケーションをとるべきだった」としか言いようがありません。

 

その方が分院長として働いていた時からの付き合いでしょうから、短い付き合いではないはずです。

 

あなたが築き上げてきた大切な医院をお譲りしたのですから、あなたはその方を信頼なさっていたのでしょう。

 

しかし、本当にそうでしょうか。

 

勤務医(分院長)時代にどれくらいの頻度で個別面談を行っていたのでしょうか。

 

その方の夢は、人生の目標は何だったのかご存知でしたか?

 

なぜ、あなたのところで働いてくれて、なぜ、あなたの医院を継ごうと思ったのか、本音の部分を共有してもらえてましたか?

 

夜逃げをしてしまうくらい生活に窮していたのをご存知でしたか?

その原因はなんだかわかりますか?

 

自分の子供のようなクリニックを譲った里親さんなのですから、うざがられるくらいに気にしてあげるべきだったのかもしれません。

 

 

5年前に分院長に医院を売却して独立してもらいましたが

5年前に分院長に医院を売却して独立してもらいましたが

また、事業を引き継ぐときに、その方から医院の将来についてのビジョン、戦略、戦術について説明を受けましたか?

 

あなたが決めた設計図の通り何の疑いもなく、ただやらせていませんでしたか?

 

そして、夜逃げの決断に至る前に重要なSOSのサインを見逃していませんでしたか?

事業とは、「天のとき、地の利、人の和」が揃って初めて成就すると古来から伝えられています。

天地人を整えて、そろえていくという手間をかけてきたのであれば、このような結果にはならなかったのではないでしょうか?

一番大切なのは、人の和なのではないでしょうか?

信頼のない場所にビジネスは生まれない。とも言われています。

特に、これからの新しい時代には、そのような人的な心のつながりが更に大事になっていくように思えます。

また、細かい部分で本質からズレるのかもしれませんが、支払いの終わっていない設備や機材を高利で担保にできるような仕組みの体制で分院をゆだねるというのはどうなのかなと思います。

結果、とても苦しい状況がご自身に跳ね返ってきてしまっていますよね。。。苦しい場面なのかと思います。

しかし、そのゆだねていた方は、経理にうとく、おかしな輩に利用されてしまったのではないでしょうか?

もし、まだ分院をされるなら、経理や人材の採用、育成までケアしていく事で手厚いサポートをなさるべきかと思います。

 

 

起こってしまったことは仕方がありません。

弁護士さんと相談して、事後処理をきちんとして、地域の皆様のために一日も早く再開院できるように、やれることを全てやりましょう。

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