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病院での体験

私の産婦人科クリニックでの体験談

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私は今現在31歳の4歳の男の子と、2歳の女の子を育てている専業主婦です。
今から2年前の出来事でした。

当時下の娘を妊娠中に切迫早産になり、里帰り先の病院で緊急入院しました。

まだ8ヶ月だった赤ちゃんが『今すぐにでも産まれてきそう』との事で、上の子を私の両親に無理を行って預けて、私はそのまま病院の部屋に入りました。

食事とトイレ以外は絶対に安静にという事で、私はいきなりの出来事にビックリし、不安になり、寂しく感じていました。

すると看護師さんが来て、物凄く気さくに話をしてくださいながらウテメリン注射の点滴をしてくれました。
『赤ちゃんは少し下がり気味だけど、24時間張り止めのお薬を投与していればだいたいお腹にいてくれるから、出産という大仕事の前に、少し入院して
身体を休めておく期間にしましょ。』

と、私の心配している気持ちを悟ってくれ、優しい言葉をかけて下さいました。
皆さん助産師さんは出産経験もあり、様々な妊娠、出産を体験した助産師さんも沢山いらっしゃって、助産師さんが私を励ましてくれる意味で、自分の体験談を色々と話して下さいました。
なかなか皆さんオープンに話して下さるので、病院で入院しているという感覚があまりなく、とても過ごしやすかったです。
それから何とか病院での入院のお陰もあり、36週が過ぎて自宅に帰れる日が来ました。
アットホームな病院でしたから、退院する日には少し寂しい気持ちにもなり、『また出産時にはお世話になります。その時もまた仲良くして下さいね。』等と、助産師さん達に別れを告げました。
また助産師さん達も、『車で赤ちゃん生んじゃわないように、病院までちゃんと来てねー』と、冗談混じりに会話をしてくれました。

それから2週間後、自宅にいる時に突然大量に出血をしてしまい慌てて病院に駆け込みました。

助産師さん達は私の大量出血を見て、ただ事ではないとすぐに感付くや否やすぐに車椅子を持ってきてくれて、病院内を走って診察室に連れて行ってくれました。

直ぐに『赤ちゃんの心拍確認』をして助産師さんが血まみれの洋服等の私の身の回りをささっと片付けてくれて、ドクターを呼んで診察してもらうと、
『常位胎盤早期剥離』という診断が下され、直ぐに手術室に連れて行かれ、同意書を書き、帝王切開に至りました。
正直、ドクターも『常位胎盤早期剥離』の事例は沢山見てきたし、手術もしてきたそうですが、私のケースはかなり稀だったそうで、ドクター自信もかなり動揺していたように見受けられました。
そこに、もう一人のドクターが助っ人で来てくれ、助産師さんも5人もついてくれ大掛かりな手術が行われました。
本来であれば、赤ちゃんが無事に産まれてくる可能性が低いとの事で、赤ちゃんも重度の脳の障害をもって生まれてきてしまうという事も沢山あるみたいなんですが、助産師さんの迅速な対応と、ドクターの手際の良い手術、『赤ちゃんを助けたい、お母さんを助けたい』という強い気持ちをもって取り組んでくれたようで、私達は無事に生きることが出来ました。
私はその後、かなりの貧血にはなりましたが、輸血をする事もなく、的確な術後のケアのお陰もあり退院する日には、かなり元気で退院する事が出来ました。

今回、このような経験をした事で、改めて命の尊さを実感し、私や娘を助けて下さった医師に感謝をして、そして更には私の心のケアもしっかり行ってくれた助産師さん達には、本当に頭が上がりません。

病院というものは、本来こうあるべき場所なんだなと、本当に感じましたし、ドクターや助産師さんの言葉一つでかなりの安心感を得るし、励まされます。

ドクターだからといって偉ぶる素振りも無く、純粋に『赤ちゃんという生命をこの世に誕生させるお手伝いをしたい』という気持ちが凄く伝わってくる先生方でしたから、今でもそれは私の心の中では良い思い出として残っております。

数ある病院の中から、こちらの病院で娘を出産出来た喜びはひとしおです。

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