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親と一緒に働き始めて3年になりますが悩んでいます。

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お悩み

親と一緒に働き始めて3年になりますが、私の診療方針も少しずつ理解されてきているように感じますが、一つ問題があります。これまで父と言い争いになることを避けるためにお互いの診療方針については口出しし合わないように、診療ユニットも別、患者さんも別、もっと言えばスタッフも別で一つの医院で働いていました。ところが、このところ僕が採用してきた新しいスタッフと、父親の下で長く働いているスタッフの不仲が表面化してきています。揉めている原因は主に業務量の違いから来ているようなのですが、どのようにしたらいいでしょうか?

 

業務量の違いによって揉めているということですが、普通の歯科医院でもスタッフによって仕事量が違うことは普通のことであると思います。

 

ただ、それが揉め事になってしまっている(しまいそう)ということなのであれば、うまく

フォローが出来ていないということなのだと思います。

 

また、両先生の診療方針が違っているまま3年来てしまっているというのも問題があると思います。

 

これからの医院の方向性をどちらに持っていくのか、決める必要があります。

親と一緒に働き始めて3年になりますが悩んでいます。

親と一緒に働き始めて3年になりますが悩んでいます。

最終的には若先生の方に統合していくのだと思いますが、その方向性がしっかり定まらないとスタッフとしても動きづらいでしょうし、ある意味2つのクリニックで働いているようなスタッフもいるような状況になります。

 

そのスタッフにとっては業務量が自分だけ多いと思ってしまうような要因はこの辺にあるのではないでしょうか。

 

早めに業務の整頓をして、両先生で統合できるところは少しずつ統合していくのが正しい方向なのかと思います。

 

 

しかし、1つの医院に2つの仕組みというのは、従業員には働きにくいものです。2つのチームとは言っても、受付業務などの連携が必要なこともありますし、更衣室利用や有給休暇の申請などの労務的な手続きなど、共通の部分も多いはずです。

 

このままでは大量離職の可能性もあります。

それを防ぐためには、親子、経営幹部、後継者、歯科医師としてすべての立場から、クリニックの存在理由をお父様と肚を割って話さなければなりません。

 

注意しなければいけないのは、ダメだと思うところを指摘しないことです。

良くも悪くもそのやり方で、あなたは育てられ今に至るわけです。それを真っ向から否定するというのは、お父様のプライドを激しく傷つけます。

 

自分がどうしたいのか、どのような理念でどのような医院を作りたいのかを聴いてもらうために、いままでお父様がどのような思いで経営してきて、どのような思いで今を過ごしているのかをお父様の話が枯れるまで、聴き続けましょう。

 

「お前はどう思う?」

そう聞かれたら、しっかりとあなたの考えを伝えましょう。

 

いくら聴いても、そのような言葉と傾聴の姿勢がお父様に表れないときは、まだまだ相手の話を聴ききれていないということです。

 

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