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開業に向けてあるコンサルタントに相談したのですが

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医院経営のお悩み

 

開業に向けてあるコンサルタントに相談しています。私が実家(都内)の医院を継ぐことを考えていると言ったら、「絶対にやめた方がいい」と言われました。理由は立地が悪く、競合が多いことです。コンサルタントは「もっと有利な立地で新規で始めたほうが成功する」と言っています。どうしたらいいのでしょうか?

開業コンサルタント

開業コンサルタント

 

大切なのは先生のお気持ちです。どちらがいいという選択肢はありません。ただし、決意を固めて、不退転の覚悟で臨まなければ、関係者全員に迷惑をかけることになります。

 

そのためには現状を徹底的に分析して、それでもやりたい理由、勝てる作戦を考え抜くことです。

 

そこまでやって、まだ継ぎたいという気持ちが変わらないのであれば、その考え抜いた先生の想いをそのコンサルタントにぶつけてみて、改めて助言を求めることをお勧めします。

 

 

クリニック経営において、立地が重要であることは周知の事実です。

 

しかし、「生まれ育ったその場所で地域の民様のお役に立ちたい」というお考えの先生も多くいらっしゃいます。

 

大切なのはなぜそう思うのかを自分自身に徹底的に問いかけてみることです。それは医院理念に直結します。

 

強い思いであればあるほど「あきらめない理由」になりますので、周りの協力が得られやすくなります。

 

コンサルタントの意見は商圏的な確率論でしょうから、理はあります。より有利な立地で開業するほうが軌道に乗る確率が高いのは、当然と言えます。

 

 

しかし、新規開業であっても「儲かりそうな立地だからやる」という理由だけでは、20年ほどにわたるクリニック経営を続けていくには不十分な動機と言えます。

 

どちらにしても、その立地で20年続ける覚悟がなければ、クリニック経営を続けていくには厳しい時代になってきています。

 

そして、ビジネスモデルの面だけでなく、現在のご実家の状況を詳しく分析しておくことをおすすめします。

 

財務状況、人、組織、コンプライアンス、土地権利関係など

 

あなたが仮に別の場所で開業したとしても、ご自身の親である以上、どこかで責任が発生してきます。

 

その時にご実家の医院を生かすのか、廃業するのかの選択をするのはあなたです。

 

今のうちから詳細に把握しておいて、継ぐのか継がないのか、ご判断をすることになります。

 

継がないのだから詳細な現状把握は必要ないという事はないので、今やるべきことをやり、その上で、ご自身のお気持ちに素直に従うことが最善の策という事になると思います。

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