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ミスを連発するスタッフ

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ミスを連発するスタッフがいます

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医院経営のお悩み

ミスを連発するスタッフがいます。診療の現場ではミスが許されないので、受付業務にまわってもらったのですが、やはりミスが多くて患者さんからもクレームになってしまいました。本人は明るくてやる気満々なのですが、指示したことがまともにできません。解雇を示唆すると生活が出来なくなるのでクビにしないでほしいと頼まれます。悪い子ではないのですが、どうすれば良くなりますか?

 

ミスを連発するスタッフ

ミスを連発するスタッフ

 

大切なのは努力することですが、その前にもっと大切なことがあります。
「考え方」を正しくすることです。

絶対的な正しさというものは存在しないかもしれませんが、医院理念に照らし合わせて相対的に判断することは出来ます。

問題はそのスタッフが医院理念に沿った行動をするということに100%コミットしてくれているかという事です。

もちろん、院長であるあなたがコミットして行動で示せていることが前提になります。

もし、前提が整わないのであればお互いに不幸になりますので、一緒に働くのはやめた方がいいと思います。厳しいようですが、そもそも理念に沿わない人の採用はあなたのミスです。

また、悪い子ではなくてやる気満々の明るい子なら他に働くところはあるはずです。
あなたの医院にこだわる理由があるとすれば「楽だから」かもしれません。
前提が整ったうえで、明るくてやる気満々なのであれば、どうしたらミスを防げるのか一緒に考えてあげましょう。しかし、あなたがアイデアを出してはいけません。アドバイスをしてもいけません。考える習慣をつける訓練を手伝いましょう。

言って聞かせてやらせても、別のミスをするようになるものです。
自分の頭で考え、自分で工夫することを毎日サボらずにやり続けられれば必ずできるようになります。信じてあげることしかできません。

ただ、人は楽な方に流れていきます。
自分の頭で考えて改善していく習慣が出来るまでは、サボらずやり続けるようにしっかりと干渉してください。

他にできることは?やれることを100個出してみて?など努力を促してあげましょう。

もし、理念に沿った行動にコミットするというそのスタッフとあなた自身に噓があったなら、このような行動はお互いの関係を悪化させ、嫌な空気になります。
これでは何も解決しません。手法自体には意味がないのです。

前提条件が整わないとダメな理由はここにあります。

最も大事なのは採用時に「理念に共感して、理念に沿った行動を約束できる人」しか採用しないことです。クリニックは巨大組織ではないので、この点は本当に重要です。

採用の失敗は教育では取り返せないのです。

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