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スタッフに材料や薬品の管理を任せると逆切れされます

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医院経営のお悩み

スタッフに材料や薬品の管理を任せているのですが、管理がずさんで困っています。高い材料も平気で無駄にするし、価格で仕入れ先を分けているのに勝手に一か所に発注してしまいます。ミスを指摘すると「じゃあ院長が自分でやってください」と逆切れされます。責任を持たせれば人は育つと思うのですが、間違っているのでしょうか?

 

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あなたのおっしゃる通り、責任を持って仕事を遂行すれば人は成長していきます。
しかし、問題はそのスタッフさんは「自分の責任だ」とは思っていないところです。

短期的にはまず、きちんと面談してそのスタッフさんの仕事の内容が医院の理念に沿っていて、遂行すべき理由とやるべき内容を明確にしてあげることが必要です。

その上でやりたくないのであれば、医院に勤めたくはないという事になりますので、辞職されるかもしれません。人材不足の折に困るかもしれませんが、いずれ辞めてしまう人材です。

再発しないために何が必要かという事で言えば、チームの目標と個人の役割を明確にして各人が納得して役割をやりたくなる職場を作るしかありません。

チームの目標はまず「医院理念」作りからです。
医院理念に沿った行動を約束しない人は絶対に採用してはいけません。

そして各部門の目標に落としていきます。
例えば受付チームの今年の目標が患者さんの「ありがとう」を集めることであれば、心の余裕がなければいけません。

そうすると、先生が診療に集中できてイライラさせないことは重要な要素になります。
チームで目標を達成するためには、誰かが薬品の管理や発注をミスなく行う仕組みを作り、管理する必要が出てきます。

そして、この役目をチームの中からやりたい人にやってもらうことでチームの目標達成の貢献項目としていきます。チーム全員が応援することをコミットしたうえで、自分で手を挙げてもらうことが大切です。誰かが手を挙げるまでミーティングを終えてはいけません。

自分で選んだ役割でチームの目標達成に貢献しなければ「責任感」は生まれません。

そのためには医院のスタッフ全員が、とりわけあなた自身が「医院理念」に沿った行動を習慣づけているかが大切になってきます。

「甲子園に行く」と決めていない野球部は絶対に甲子園大会に出場することはありません。

人は放っておけば楽な方に流れてしまいます。甲子園を目指す野球部の子は自分がレギュラーでなくてもチームのためにできることを探してやり始めます。

医院を一つのチームとして考えれば、院長は監督です。

選手一人一人の夢を聴き、目標に向けてチームの全員が汗をかきたくなる環境をつくることが仕事です。

プレイヤーとの2足のワラジになる方も多いですが、監督としての責務を選手達は期待しています。

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