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仲が悪い

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スタッフ同士の仲が悪くて困っています

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医療経営のお悩み

スタッフ同士の仲が悪く、個別に私(院長)に何とかしてくれと毎日クレームが来ます。それぞれのいう事が全く違うので、「みんなで話そう」と言うと「あの人とは話せません」と断られてしまいます。患者さんにも「お宅のスタッフ仲悪いね」と指摘されてしまいました。一人一人は良い子たちだと思うのですが、どうしたらよいのでしょうか?

 

スタッフ同士の仲が悪い

スタッフ同士の仲が悪い

ひとりひとりの話をしっかり聞いているのは素晴らしいと思います。

先生のお人柄が個々のスタッフの本音を引き出しているのでしょう。
それゆえに悩ましいのは、みんなが「根は良い子」という結論になってしまいがちなところです。

しかし、「一人一人は良い子」というのはどのような基準でしょうか?

一人一人の意見が食い違い、もめごとになるほとんどのケースは「どちらも正しい」のです。なぜこのような状態になるかと言うと、「判断の基準がない」または曖昧であるからです。

判断の基準がないために、全てが「院長判断」になってしまうのです。
早急に手を打った方がよいと思うのは、患者さんにも伝わってしまっているという事です。

患者さんに気を遣わせるというのは、もう行かない医院にリストアップされる危険差異があるという事です。

クリニックというのは保険診療が中心となるため、広告には規制があります。
発信型の広告は医院の優位性を表現してはいけないため機能しにくいのです。それゆえに、今、目の前の患者さんの印象が最も大事な広告戦略となる場合が多いのです。

このような事態を避けるために、とりわけ「院長判断」の依存度を避けるためには、「医院理念」を最上位に置く必要があります。

そのためには、まず、各スタッフと個別面談をして各スタッフの働く理由、将来の夢を聴いていきます。それぞれの夢が医院理念と重ねられると本人が納得することが大事です。

そこが共有できないと、どこまで行っても同じ方向を見ることは出来なくなります。
いい子かどうかではなく、「医院理念共感できているか」が一緒にやっていく判断基準になります。

院長でさえも「医院理念」より優先されないという黄金ルールをつくることで、各スタッフの判断基準は、医院理念に沿った行動かどうか、だけになります。

その地ならしが終わった後でないと、いくらみんなで話したところで、個人的な好き嫌いなどの感情に左右されて、何の議論も深まりません。ただケンカになる可能性が高いです。

毎日クレームが来るくらい、感情的になっているという事態は深刻です。
覚悟を決めて、一生の付き合いをするつもりで、本気で向き合うしか打開策は無いと思われます。

仮に全員入れ替えたとしても同じ結果になるかもしれません。

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