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挨拶できない

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スタッフが挨拶もろくに出来ません

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医療経営のお悩み

 

スタッフが挨拶もろくに出来ません。指摘するとチーフのところへ行き、いじめられていると言います。常識が違いすぎてなんだか正しいことを言うのが馬鹿らしくなってきました。

 

挨拶できない

挨拶できない

 

挨拶が出来ないというのは表面上に現れたサインでしかありません。

 

考えられる理由は2つあります。

 

1つは挨拶の仕方を知らない、あいさつの習慣がないことです。

 

中には挨拶の仕方も教わらないような家庭でしつけられた方もいるかもしれませんが、ほとんどの場合は「周りもあいさつしていないので、周りに合わせている」です。

 

しつけがひどいなと感じる場合は採用の時点でお分かりになると思います。どのような家庭の方針で育ち、どのような育てられ方をしてきたのかを採用時に確認していないとすれば、それは採用の失敗です。

 

採用時に。医院理念を伝えているでしょうか。伝わったかどうかどのように確認していますか。

 

また、その医院理念をご自身が見本となって推進し、スタッフ全員で常にあるべき姿を目指しているでしょうか。

 

医院全体で挨拶の習慣がない場合は、その子にだけさせるというのは無理があります。

 

 

2つ目は「信頼」の問題です。

 

人は尊敬する人物のいう事は聞きます。

尊敬される人物になることが重要だと言ってしまえば身も蓋もありませんが、柔らかく言えば、人は「自分に協力してくれる人」が好きです。

 

そのスタッフと個別面談はしていますでしょうか。

 

そのスタッフさんが貴院で働く理由はなんでしょうか。そのスタッフの背景や夢、人生の目的やどんなことをしているときが楽しいのかなど、どの程度把握されていらっしゃるのでしょうか。

 

人が働かないのは夢や働く目的ないからです。もしかしたらそのスタッフは収入のために働いているのかもしれません。収入のために働くというのは、裏を返せば、収入があれば働きたくないと言えます。仕方がないから働いているのです。

 

つまり、出来るだけ何もしないで今の収入を確保することに知恵を働かせているという事になります。

 

面談をしましょう。面談は個別で全職員に出来れば毎週一人40分は使うと良いと思います。

 

面談とはあなたの考え方を一方的に伝える場ではありません。

スタッフ一人一人の夢を聴き、あなたに何が手伝えるかという事だけを話すようにしましょう。
相手が院長の夢は何ですかと聞いてきたら初めて、熱くその想いを語りましょう。それまではひたすら聴きましょう。相手が何も話さなくてもその沈黙の意味をひたすら考えましょう。

 

そういう40分を毎週過ごしたら、そのスタッフさんはここにいるべきかどうかを自分で判断します。あなたはそれを約束通り応援しましょう。

 

そのスタッフさんが自分の夢が応援されるためには収入が必要で、収入は医院の売上、すなわち来院者の感動価値の積み重ねであるという事に気づいてもらえたら、挨拶しなさいという小言は言わなくてもよくなるかもしれません。

 

あなたの医院にそのスタッフが必要だと思われるのであれば、出来ない(やらない)理由を丁寧に聴いてあげるだけで相手が変わっていきます。

 

その前にそのスタッフが本当に必要かどうか考えてみることからはじめてみましょう。

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